エヴァの達人(推定:60歳)
『エヴァンゲリオン 希望の槍』をハイエナした時のお話です。
私はメインホールの常連の顔は大体覚えています。
この爺は当たるまで全ツッパする。この婆は期待値が微妙に足りない中途半端ところでやめる。この若者は金が尽きるまで打つ。このねーちゃんはブスだけどなんかエロイ。
こんな感じで常連は大体インプットされています。
今日の話にでてくる爺さんはいつも『エヴァンゲリオン 希望の槍』を打っていて、必ず一回はARTに入れ、いつも微妙なところでやめていくという爺さんです。
ホールに入店し、まず打てる台がないかホールを一周。即座りするような台もなく、天井付近を回してる方もいなかったので、期待値は低いですが400Gのシャドウハーツを打つことにしました。
打ち始めてすぐにエヴァンゲリオン希望の槍が大好きな爺さんが台を離れました。データランプの最後のツブを確認すると6ツブ位でボーナス、現在ゲーム数は270G…ART間ハマリを確認したところ…784G!!
420Gでシャドウハーツをヤメてエヴァンゲリオンに移動しました。打ち始めてしばらくすると異変に気付きました…煽りが来ない!?
私はそれまで7回ほど希望の槍の仮天井を打ちましたが、煽りが来なかったことは一度もなかったので驚きました。
ペナルティなしの台なので筺体が表示してるゲーム数は正しいはず…とアレコレ模索しましたが煽りが来ないこともあるんだなと自己解決をして420Gのシャドウハーツに戻りました(他にいい台がなかったので)。
冷静になって考えてみると…4ゲームで煽りが来ないことから仮天井非当選を見抜き、爺は台を捨てたということになります。そして無知な私は「爺サンキュー♪」とかアホ面をしながら、まったく期待値がないゾーンを爺によって打たされてしまったのです。
ネットで身に付けた付け焼刃の知識なんてものは所詮そんなものなのだと痛感しました。私は少し爺を見直しました。
…
まぁー0Gから780Gまで回してる時点で爺は負け組なんですけどね。