16時間プチ断食ダイエットがオススメできない4つの理由!1日1食ダイエット
16時間プチ断食ダイエットや一日一食ダイエットはオートファジー効果などの新しいダイエット効果も合わさって最近非常に注目されています。ただリバウンドの危険性が高まったり、生活の質が悪くなるためオススメできません。
この記事ではプチ断食ダイエットの落とし穴を説明します。
▼INDEX(タップでジャンプ) | ||
【前提】正しいダイエットとは? | ||
プチ断食ダイエットとは? | ||
【理由①】糖質はすべての活動のガソリン | ||
【理由②】筋肉も分解される | ||
【理由③】好きなものを食べて痩せるわけがない | ||
【理由④】痩せてもカッコ悪い体に… | ||
断食はうまく活用すべし! | ||
最後に |
【前提】正しいダイエットとは? | ▲INDEX |
プチ断食ダイエットをオススメできない理由を紹介する前に、正しいダイエットについて簡単に説明します。
正しいダイエットとは…脂肪を減らして、筋肉を増やす(維持)ことです。
逆をいえば脂肪と一緒に筋肉も減らしてしまうようなダイエットは、例え体重が何Kg減ろうがダイエット成功とは言えません。筋肉を減らすということは基礎代謝が落ちるため、リバウンドの危険性が高まるからです。
プチ断食ダイエットとは? | ▲INDEX |
プチ断食ダイエットとは『空腹こそ最強のクスリ』という本の中で紹介されているダイエットです。特徴は「16時間断食」「残り8時間は好きな物を食べていい」というダイエットです。
痩せる理屈としては、日中の人間活動中に食事をするため、摂取されたエネルギーは脂肪にならずに消費されるというものです。またダイエット効果の他に下記のようなメリットがあるようです。
・胃腸を休ませることで消化能力、吸収力を高める
・デトックス効果による便秘解消や美肌効果
・オートファジーによるミトコンドリア活性
「オートファジー」という言葉がプチ断食ダイエットのミソでもあります。
オートファジーとは、空腹時にエネルギーを作り出すために体内の古いタンパク質を分解してくれるという効果です。蓄積された古いタンパク質は病気の原因となるようです。
【理由①】糖質はすべての活動のガソリン | ▲INDEX |
ププチ断食ダイエットをオススメできない理由①は、一日一食や二食にすることですべての活動の源である糖質が削られ生活の質を著しく低下させるからです。
糖質が不足すると「思考能力が低下する」「運動のパフォーマンス」が落ちるのは周知の事実です。
8時間の間に3食バランスよく食事をするという方法であれば問題ありませんが、1日1食もしくは2食に減らすという選択をした場合は糖質不足から生活の質が著しく低下する危険性があります。
オフィスワークの方ですと思考能力低下によるミス、力仕事の方はパフォーマンス低下による作業効率のダウン、また思考能力低下による怪我のリスクさえもでてきます。
糖質を太る原因とする風潮が昨今のフィットネス業界にはありますが、糖質は生命活動の上で非常に重要な役割を持っています。
【理由②】筋肉も分解される | ▲INDEX |
プチ断食ダイエットをオススメできない理由②は、脂肪と一緒に筋肉も分解されるためリバウンドしやすい身体になるからです。
16時間の断食中(空腹時)は「蓄えた脂質」を燃焼させてエネルギーを作り出します。実はこの時、脂肪を燃焼させるだけでなく、筋肉も分解してエネルギーを作り出します。
上記でも言いましたが、筋肉量が減るということは基礎代謝が低下する。よってリバウンドの危険性が高まります。
筋肉を分解するということは古いタンパク質を分解だから…オートファジーじゃん!!
空腹時に筋肉が分解されてしまうというのは仕方のないことなのですが…問題なのは分解された分、タンパク質を補給してあげなければ筋肉は合成できずに減ってしまうという点にあるわけです。
なら分解された分は8時間の間に摂取すればいいじゃん!!
人間の体というのは栄養素を一度に吸収できる量は決まっています。故に筋量を減らさないようにするには3~4時間おきにタンパク質を摂取する必要があるのです。16時間もタンパク質を摂取しない生活を一年も続けたら、筋肉量は見るも無残な結果になるでしょう。
余談になりますが、筋肉を残しつつ脂肪を削るプロがボディービルダーになります。ボディービルダーは減量期も1日に7食(間食含む)を食べることでタンパク質や糖質をこまめに補給します。
【理由③】好きなものを食べて痩せるわけがない | ▲INDEX |
プチ断食ダイエットをオススメできない理由③は、8時間のうちなら(一食なら)なんでも食べていいという間違った解釈をしている点です。
ダイエットの基本的な考えとして「摂取カロリー<消費カロリーなら痩せる」というものがあります。
生活の中や運動によって消費されたエネルギー以上の食事をしている場合、絶対に痩せることはありません。
例え16時間断食してようと高カロリーなお菓子や揚げ物ばかりを食べていれば体重は増加します。16時間断食してようが体重を減らしたい、脂肪を燃焼させたいのであれば食事制限は必須です。
【理由④】痩せてもカッコ悪い体に… | ▲INDEX |
プチ断食ダイエットをオススメできない理由④は、仮に痩せてもカッコいい体にならないからです。これはプチ断食ダイエットだけでなく、運動をしない系のダイエット全般に言えます。
オートファジーによって古いタンパク質が分解されました、脂肪も燃焼しました…結果、体重が減りました。
体重を減らすためにダイエットしてるという方はそれでもいいかもしれません。ただ多くの人はカッコイイ体、綺麗な体に憧れてダイエットを初めてのではないでしょうか?
筋肉を減らすようなダイエットをして痩せても、締まりのないカッコ悪い体になります。
断食はうまく活用すべし! | ▲INDEX |
散々16時間プチ断食ダイエットを批判してきましたが、「断食」は体に対してメリットがあるため、私も月に1日程度断食を行います。私が断食をするケースは下記になります。
・前日食べ過ぎてしまった場合
・胃腸が弱っている場合
減量中に食べ過ぎてしまった場合、翌日断食をすること摂取カロリーを調整します。一日の目標摂取カロリーが1300kcalだとして、前日に2600kcal食べてしまったと仮定します。翌日断食をすれば差し引きで一日の摂取カロリーは1300kcalとなるため、減量計画のズレは修正されます。
また増量期に気だるさや胃のむかつきを感じた時も胃腸を休めるために断食を行います。
筋量を減らすのが嫌なので、消化吸収に優れたホエイプロテインを3食と0.2合ほどの御粥を食べるプチ断食を行っています。
断食は正しく向き合えばダイエットの手助けにも、体調を整えるのにも役立ちますが…誤った使い方をすると体に悪影響を及ぼします。
最後に | ▲INDEX |
本気で痩せたい(脂肪を落としたい)と考えるのであれば、食事を改善する以外に道はありません。しかし高タンパク質、低脂質、低カロリーの食事を考えることは難易度が高く、また材料を買うのも作るのも非常に手間です。
食事の改善を図りたい方は『nosh(ナッシュ)』でダイエットに適した食事を試してみることをオススメします。
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