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ブレイクダンス素人にオススメ動画9選!ショー&クルーバトル

ブレイクダンス

2024年パリオリンピックの新種目候補になっているブレイクダンスだけど、クルクル回った人が勝ちなの?


ブレイクダンス(通称:ブレイキン)をまったく知らない方にブレイキンの凄さやおもしろさが伝わる動画を9つ選びました。


どれも素晴らしい動画ですのでお時間がある時に全部見てほしいです♪


っとその前に「ブレイクダンス(ダンス全般)の楽しみ方があまりわかっていない…」


そんな方はこちらの記事から読んでください!!ダンス鑑賞を100倍楽しくするための極意を書きました。




▼INDEX(タップでジャンプ)
4つのスタイル
ショーケース
クルーバトル
最後に


4つのスタイル
▲INDEX

ブレイクダンスというとクルクル回る『ヘッドスピン』『ウインドミル』を連想する方が大半だと思います。


ブレイクダンスは回るだけではなく、大きく分けて4種類のスタイルに分類することができます。


各ダンサーは4種類のうち一つを極めて特化型のスペシャリストになったり、4種類のすべてを満遍なく取り入れてオリジナルのスタイルを作り上げたりしています。


まずはブレイクダンスの基本スタイル4種類をご紹介します。



パワームーブ

まずはブレイキンと言えばクルクル回るやつ!!それらを総称して『パワームーブ』と呼びます。


またパワームーブに特化したダンサーを『パワームーバー』と呼びます。


パワームーブはもちろんブレイクダンスの花形でショーケースやクルーバトルには最低でも1人はいないといけない存在です。

ヘッドスピンもパワームーブに属します。ヘッドスピンに特化した人も非常に多いです。


上記の動画にでてくるアイチさんはヘッドスピンギネス記録を持っている日本を代表するヘッドスピナーです。



タテ系

ワンハンドラビット(別名:ステッピン)という、倒立した状態でピョンピョン跳ねてリズムを刻むスタイルをタテ系と呼びます。


人間離れした超人技をしながら音を拾う姿に驚く方は非常に多いです。


モータルコンバットという大阪のチームに所属しているJUJUさんという方が火付け役となって、2005年以降は爆発的に人口が増えました。それでも稀有な存在であるため、チームに一人いると華があります。




スキル系

アクロバット系、軟体系、ストロングスタイル、エアチェアー特化…スキル系といってもその種類は尋常ではありません。


このスタイルを極めている人に共通する点は、世界で自分にしかできない技を必ず持っているというのが特徴です。


クルーバトルではエアチェアーマスターに対して軟体系をぶつけて相殺させるといったように、スキル系にはスキル系で対抗するのが基本です。技の難易度やオリジナルティを求められるスタイルです。




スタイラー
https://www.youtube.com/watch?v=6QplUMuWaoU

ブレイクダンサーの大半を占めるのが『スタイラー』です。


立ち踊りやフットワーク(地面に手をついて…)をして最後にフリーズ!というのが基本となります。


求められるのは正確に音を拾う(音楽に乗る)技術とオリジナリティと正確さです。


ダンス未経験の人には地味に見えてしまうかもしれません…地味ではないんです、オシャレなんです!


耳に集中してみてください…パワームーバーやスキル系が無視するような細かい音まで手や足で表現しているのがわかるかと思います。



ショーケース
▲INDEX

ブレイクダンスはバトルが基本でして、DJが即興で流す音楽で敵と戦うのが基本です。


なのでほかのダンスに比べて『ショーケース』を披露するイベントが少ないです。バトルの大きな大会は沢山あるのですが、ショーケースの大きなイベントは1つしかありません。


それは『バトルオブザイヤー』というブレイクダンスのショーケース&バトルのイベントです。


この記事ではバトルオブザイヤー世界大会でベストショーに輝いたオススメショーケースを3つご紹介します。



2005年 一撃

別の記事でも紹介させてもらった動画ですが、このショーケースを語らずしてBOTYを語れないというくらい有名なショーなんです。


ターンテーブルに見立てたルーティーンから独創的なオリジナルムーブをするスタイラーたちが魅せ、シンさんのヘッドスピン、カツさんの音ハメソロへとつながる構成は世界を熱狂させました。



2007年 Turn Phrase Crew

一撃のショーケースがオリジナリティと構成力なら、こちらはスキル&パワー&若さといったところでしょうか。


構成自体はそこまで凝ってはいないものの素人目にもわかる迫力!!個々のメンバーのスキルの高さゆえに成り立つショーケースです。



2009年 All Area Crew

北は東北(仙台)から南は沖縄の日本を代表するB-BOYが結集した最強クルーが『All Area』です。


ショーケースは構成力、スキル、ストーリーとどれをとっても最高のショーケースです。世界大会ではベストショーに選ばれるものの、準決勝で負けてしまいました。


当時の私はこのメンバーで世界がとれないなら日本は世界で勝てないとすら嘆きました。




クルーバトル
▲INDEX

ブレイクダンス鑑賞で一番おもしろいのが『クルーバトル(多VS多)』です。


個々のスキルやスタイルのぶつかり合いに、チームルーティーンと見どころが沢山あるため見ていて飽きません。


クルーバトルは数多くの名バトルがありますが、この記事では上記の動画をご紹介します。


このバトルはBOTY2010の決勝、日本のチームVS韓国のチームとなっています。このバトルの結末は…ジャッジになったつもりで動画を見てみてください。




最後に
▲INDEX

ブレイクダンス通の人は気づいたかもしれませんが、動画が2005年~2010年に集中しているんです。


私が現役でブレイクダンスをしていたのがその時期なんでご了承ください。笑


私はブレイクダンスのショーケースが好きで2006年~2010年までは、毎年BOTYの日本予選を川崎のクラブチッタに見に行っていました。


この記事を書くにあたって懐かしい動画を沢山みましたが…やはり10年近くたった今も色あせないですね。


2024年のパリオリンピックの新種目候補にブレイキンがなっています。オリンピックの新種目に選ばれて、ブレイキンがもっと日本でメジャーになってほしいという願いを込めてこの記事を書き上げました。



  
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